不妊手術
オスの場合を「去勢手術」、メスの場合を「避妊手術」といい、総称として「不妊手術」と呼んでいます。
当院は6か月齢から不妊手術を受け付けております。
去勢手術、避妊手術ともに全身麻酔下で行い、オスの場合は精巣、メスの場合は卵巣と子宮を取り除きます。
性ホルモンが関与する様々な疾患の発症リスクを低下させる効果もあり、近年では不妊手術をすることで寿命がのびるという研究データも発表されておりますので、メリットが多い手術であるといえるでしょう。
不妊手術の特徴
〈オスの場合〉
- 精巣腫瘍、前立腺肥大、会陰ヘルニア、肛門周囲腺腫といったオス特有の病気の発生リスクを下げることができる
- 発情ストレスがなくなる
- 望まれない繁殖を防ぐことができる
- マーキングが減ることがある
- 攻撃性の低下
〈メスの場合〉
- (高齢になると比較的発症率の高い疾患)乳腺腫瘍、子宮蓄膿症といったメス特有の病気の発症リスクを下げることができる
- 発情ストレスがなくなる
- 望まれない繁殖を防ぐことができる
不妊手術の前に考慮すべきこと
- 不妊手術後、カロリー要求量が30%少なくなる
➡︎肥満になりやすくなりますが、適切な食事管理で予防できます - 全身麻酔のリスクがある
➡︎術前に検査をしっかりすることでリスク管理を行います - 手術後の痛みによるストレス
➡︎適切な鎮痛剤などの投与で緩和できます - まれにホルモンバランスが崩れ、老齢時に尿失禁などの症状が出る場合があります
当院での不妊手術を考えている方へ
私たちの病院では、不妊手術(去勢手術、避妊手術)
当院では、不妊手術において、「可能な限り安価に」ではなく、「
最新の麻酔薬、鎮痛剤の使用はもちろんのこと、
小さい体にメスを入れる・・・ 悩まれて当然ですし、